「バンディド」は、スキマ時間に手軽に遊べる協力型カードゲーム。
牢屋の中で不敵な笑みを浮かべる囚人をスタートに、プレイヤーが順に迷路のようにつながる道カードを出していきます。
プレイヤー全員で協力しながら、囚人が逃げ出さないように全ての出口を塞いでいくゲーム。
一見、簡単そうに見えるカードゲームですが、手持ちのカードの都合で道が分かれて出口が増えることもあり、なかなか一筋縄ではいきません。
子どもからおじいちゃんおばあちゃんまでみんなでワイワイ楽しむのもよし、子どもと2人でじっくりプレイも楽しめるゲームです。

迷路みたいな感じかな?簡単そうなのだ



ほどよく頭を使うし運要素もあるから、結構やみつきになるわ
- 「バンディド」ってどんなボードゲーム?
- 買ってよかった?「バンディド」のメリット・デメリットは?
- 「バンディド」で遊んだ子どもの反応を教えて!
本記事では、日々50個以上のボドゲを子どもと楽しむ筆者が「バンディド」について、くわしく紹介します。
【ルールと内容】「バンディド」とは


「バンディド」とは、カードでつながる通路を辿りながら脱走を図る囚人を捕まえるゲーム。
通路カードをつなげていくのは、それぞれのプレーヤーです。
限られた懐中電灯カードを使って、通路の行先を塞いでいきましょう。
プレイヤー全員で協力して、すべての通路の出口を塞げたら終了。プレイヤーの勝ちです。
カードがなくなるまでに捕まえられなかったら、囚人に逃げられて終了です。



2024年にパッケージがリニューアルされたけど、内容は同じよ!
メーカー | すごろくや |
プレイ時間 | 15分 |
人数 | 1〜4人 |
対象年齢 | 6歳〜 |
ルール難易度 |
「バンディド」の内容


- 道カード 69枚
- スタートカード 1枚
- 説明書 1枚
「バンディド」の遊び方
「バンディド」のルールをわかりやすく紹介します。
はじめに
- プレイヤーの手持ちカードは1人3枚
- カードを1枚出したら、山から1枚引く
- 出せるカードが1枚もないときに限り、3枚全てを交換できる
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カードの裏表で出口の数がかわり、難易度が変わります
5本より6本の方が難しくなります
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縦横どちらでもおけますが、必ず道を繋げられるように置く






【レビュー】「バンディド」のメリット・デメリット


筆者が「バンディド」を実際に遊ぶ中で感じるメリット・デメリットを紹介します。
通路をうまくつなげられるとかなり気持ちいい
たった3枚の手持ちカードだけを使って道をつなげていく中で、ピタッと出口を塞げたときはとっても爽快な気持ちになります。
とくに、入り組んだ3本の道をまとめてふさいだときや自分のターンで袋小路が完成したときは、とってもスカッとします。
うまくプレイできたときの爽快感は、難解なパズルを自分だけが解くことができたような優越感に似た爽快感を感じられるでしょう。
プレイヤー間での勝ち負けがないので気持ちよく終われる
プレイヤー間の勝ち負けがない、協力型ゲームの「バンディド」。
みんなで同じゴールに向かってプレイするため、’’子どもが負けて泣いてしまう’’ということがほとんどありません。
小さい子が参加する場合に多少の見せ場を作ってあげる必要はありますが、親や大きい子が過剰に手加減する必要もなくみんなでストレスなく遊べます。
普通、子どもとボードゲームをすると、どうしても子どもが勝てない場面もしばしば。
せっかく遊んでいるのに泣かれてしまうのも、ちょっと残念な気持ちになりますよね。
協力型の「バンディド」なら、負けても大きく落ち込むことがなく、勝つとうれしさは倍になります。
気持ちよくゲームを終えられるので、後味良く遊べますよ。



自分だけが負けないから、子どもが悲しまないわ
寝る前のスキマ時間にちょうどいい
「バンディド」は1プレイ約15分。
大きなドキドキワクワク要素はなく程よく頭をつかうゲームなので、就寝前のスキマ時間にもピッタリ。
筆者の場合は、とくに子どもが「バンディド」にハマった時期には、就寝前に2〜3回プレイするのが日課となっていました。
勝っても負けても不快感なく終われるので、「あと1回で寝ようね」と終わりを決めやすいのもプレイしやすいポイント。
寝る前のスキマ時間に、絵本以外の選択肢があるといいな〜と感じる人には、まさにおすすめです。
価格も絵本くらいで手に取りやすいですよ!



絵本時間でボードゲームもいいのだ!
【デメリット】少人数のプレイは難易度アップ……!
1人から遊べる「バンディド」ですが、1人や2人など少人数でのプレイの場合、やや難易度が高くなります。
筆者の場合、4人プレイのときと2人プレイのときでは勝率は半分以下にグッと下がってしまいました。
解決方法として、子どもはカードチェンジを柔軟にできるようにしたり、手札を4枚や5枚に増やしたりしながら、ちょうどいい具合を探るのもいいかもしれません。
「バンディド」で伸びた子どもの力
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筆者が「バンディド」で子どもと遊ぶなかで、子どもが伸びたなぁと感じたところを紹介します。
もちろん個人差のあることのため、感想のひとつとして参考にしてください。
観察して先を考える力
子ども自身、自分のターンが来るまでに誰がカードを出して、どの道を捉えられるかをしっかり観察しながらプレイしている様子。
思い通りに道がつながると「待ってました」と言わんばかりにカードを出し、自分が置きたいところに置かれると意見したりと、しっかりとまわりを観察しています。
その上で、「ここがダメならこっち」と次の手をしっかり考えてプレイしています。
自分の置きたいところばかりではなく、周りのプレイヤーと連携しててゲームを進められるようになりました。
道をつなげる発想力
「バンディド」で遊び始めた最初のころは、いたちごっこのように分かれ道をひとつひとつ塞いでいくことしかできなかった子ども。
プレイ回数を重ねるうちに、「このままでは懐中電灯が足りない……!」と気付いた様子。
大人の真似をしてみたり、工夫したりして、ひとつずつ道を塞ぐ方法を見い出していきました。
道を塞ぐ方法は懐中電灯だけじゃない、と気づいたところから発想力がグンと伸びました。



子どもの発想力に成長を感じるわ
【まとめ】「バンディド」はハマる!パズルのようなボードゲーム
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「バンディド」は、牢屋から脱獄する囚人を捕まえるカードゲーム。
プレイヤーは、手持ちの3枚の道カードから1枚をつなげて出口を塞いでいきます。
珍しいタイプの協力型カードゲームで、子どもと一緒に仲良くプレイできますよ。
子どもが負けて泣いてしまうこともないゲームで、和やかな時間が過ごせるでしょう。
筆者が実際に遊ぶ中で感じる「バンディド」のメリット・デメリットは以下です。
筆者が子どもの「伸びた」と感じたところは以下です。
「バンディド」が気になる〜という人は、ぜひ下記リンクからチェックしてください!



「バンディド」はワイワイ遊べる協力型ゲームなのだ!



みんなで気持ちよく遊べるわ!